ご覧になった方は、きっとあのシロとクロの関係から様々なことを感じたはずです。
彼らの生き方そのものが、現代人の弱点をあらわしており、現代社会の抱える病巣を指摘しているとも取れます。
原作のイメージを全く崩さずに作成されたこの作品、松本大洋さんの世界観を存分に展開できていたと思います。
最近連載が終了したばかりのもので言えば、「ナンバー・ファイブ」がありますが、こちらの作品も「鉄コン筋クリート」同様に現代社会を独特のタッチの描写とストーリーで見事に描ききっています。
人それぞれに感じ方は様々であったと思いますが、あなたの心には何が残りましたか?
まだ見ていない方も、子供から大人までが楽しめるこの作品を是非ご覧になってみてください。
お正月映画にはもってこいの作品ですよ
