2007年01月05日

ライアンを探せ!

本日ご紹介するのは、ライオンの親子と他の動物の仲間たちが繰り広げるディズニーによるハートフル・ドラマである「ライアンを探せ!」です。

この映画は、以前人気を博したクマノミの冒険ドラマ「ファインディング・ニモ」のライオン版といったところでしょうか。

内容としてはとってもピュアなストーリーで、見るものの心を柔らかく暖めてくれますぴかぴか(新しい)

キャラクターの仕上がり具合に多少不満が残り、もうちょっとハートフル・ドラマらしく可愛らしいキャラの設定をして欲しいとも思えますが、ストーリーはマル○です。

ライアンとサムソンの親子愛を描き出したこのストーリーは、大切な親子関係を思い出させてくれる作品です。


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2006年12月27日

シャーロットのおくりもの

現在、大人気で注目の映画「シャーロットのおくりもの」ですが、この作品は本当に可愛らしくまた優しい映画ですねーぴかぴか(新しい)

原作は「スチュアート・リトル」のE.B.ホワイトが書いた名作童話であり、農場の娘と動物たちの心温まる交流を描いたファンタジーとなっています。

農場の娘ファーンは、動物や昆虫達の声を聞くことのできる特殊な能力を持っており、そのファーンとクモのシャーロットがおりなすストーリーはあたたかい温もりに溢れた作品に仕上がっています。

「小さく生まれても、同じ生き物には違いない」という言葉で始まるこの映画、どんな小さな生き物にも命があり生命の営みがある。そして生きていることはそれだけで素晴らしいことなのだという熱いメッセージを見るものに伝えてくれます。

この映画のメッセンジャーであるクモのシャーロットを声で演じるのはジュリア・ロバーツ。
私生活で母親になった彼女の暖かく温もりのある声は、今回の映画にもってこいの配役となっています。
日本語版も鶴田真由が担当しており、冷えきった冬場にポッと暖かい花が咲いたようなこの映画、ご家族または恋人同士で鑑賞するにはもってこいの映画ですよ!!
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2006年12月22日

大奥

時代劇映画の大本命、「大奥」がいよいよ明日放映されますねexclamation×2
この映画のキャスト陣を見たときには、本当に驚きましたexclamation×2
仲間由紀恵、西島秀俊、井川遥、及川光博、杉田かおる、中山忍、松下由樹、浅野ゆう子、高島礼子とこの面々の名前を見ただけでも、この映画の仕上がり具合が容易に想像できますよ。
「百鬼稜乱」という言葉がピッタリのこの映画、なんと一人一人着ている衣装は全てこの映画のためだけに仕立てられたものらしいですよexclamation×2
一体いくらの経費を費やしたのでしょうかexclamation&question
特に大注目なのは、大奥総取締 絵島を演じる仲間由紀恵の名演技ですよ。
彼女は本当に幅の広い澄んだ演技を得意とする女優さんですから、まさに下町育ちで奥に上がり、思慮深く機転が利き教養を備えるこの役が本当にピッタリです。
キャストに衣装にストーリーに、見所満載のこの「大奥」見逃すわけにはいきませんね。
今週末は忙しくなりそうですわーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

【大奥の出演者と衣装】
zidai.gif
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いよいよ公開、「鉄コン筋クリート」!!

いよいよ明日から「鉄コン筋クリート」がロードショー・スタートですねわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)
私としては待ちに待った日がやっと来たという心もちです。
今回のこの映画には、有名人達が声の出演を果たしています。
その面々を見ると、二宮和也、蒼井優、伊勢谷友介、宮藤官九郎、大森南朋、岡田義徳、森三中、田中泯、本木雅弘、そして製作はあの「アニマトリックス」を担当したマイケル・アリアスです。
この今をときめく名優達の声と、あの儚くも力強い松本大洋さんのストーリーがコラボするなんて夢のようですよねぴかぴか(新しい)
「ソコカラ、ナニガ、ミエル?」という台詞がパンフレットに出ていますが、彼らが何を見て何を感じ何を鑑賞者に伝えたかったのか、是非劇場で確認してみてくださいexclamation×2

【鉄コン筋クリート】
teltukonn.gif

⇒100倍面白く見るために、劇場に行く前に原作読んでくださいね!!
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2006年12月11日

エラゴン 遺志を継ぐ者

本日ご紹介する映画は、私も本当に楽しみに待っていましたexclamation×2
みなさんすでに各メディアで取り上げられていてご存知ですね、"エラゴン 遺志を継ぐ者"ですexclamation×2
この映画は、原作がアメリカでベストセラーとなった竜を操り悪と戦うドラゴン・ライダーの主人公のファンタジーで、アメリカでは300万部を超える大ベストセラーとなった作品ですぴかぴか(新しい)
全3部作で構成されているこのストーリーのうち、本作品は第1章を映画化したものです。
しかも、この原作を書き上げた作家が17歳であることを知り、私は大ショックを受けましたexclamation&question
だって、この小説は確かにありがちなファンタジック・ストーリーなのですが、構成が非常に良くできています。
さぞ想像力豊かな作者17歳なのでしょうねー(長音記号1)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)
さて、映画のストーリーですが、貧しい暮らしをしていた主人公"エラゴン"が、ある日森で不思議な石を拾います。この石こそがドラゴンの卵であり、それが帝国の守護者たるドラゴンライダーとして選ばれたことを意味し彼の人生の運命の歯車が回り始めます。
この物語で、私が最も注目しているのはドラゴン"サフィラ"の存在です。
だって、今回の特撮CG担当は「ジュラシック・パーク」のILMと、「ロード・オブ・ザ・リング」のWETAデジタル、監督シュテフェン・ファンマイアーも特撮部門出身と、その技術力の高さを嫌がおうでも感じられてしまうからですねひらめき
ドラゴンと言えば空中戦、Webで特撮シーンのプレビューを見ても360℃で繰り広げられる大迫力の戦闘シーン、そしてチャーミングなサフィラの表情を見ても自然と期待が高まりますよねわーい(嬉しい顔)るんるん
いよいよ今週末の12/16(土)からロードショーがスタートしますが、人気が出るのは必至ですexclamation×2
17歳の作家が描き挙げた壮大なスペクタクル・ファンタジーの世界を存分に楽しみに行きましょうわーい(嬉しい顔)グッド(上向き矢印)るんるん

⇒ 「エラゴン 遺志を継ぐ者」の書籍はこちら


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2006年12月09日

NANA2

さあ、いよいよ大注目の映画"NANA2"がいよいよ明日からロードショー開始となりますexclamation×2
この映画のストーリーは、今さら言うまでもありませんが、"女の友情"をキーワードに展開されていく物語ですね。
前作では、上京する列車で偶然隣り合わせたクールな"ナナ"と夢見がちな"奈々"が意気投合夢し向かってまっしぐらに輝きながら進むといった二人の大親友になる輝きのストーリーが展開されていました。
しかし、本作品では、恋愛の三角関係、妊娠、スキャンダルなど、二人の前に大きな困難が横たわり、二人の関係が大きく揺れ始める展開となります。
女性同士の友情を描き出しているこのストーリーは、恋愛関係以上に複雑で深く脆いそんな女性同士の友情を、現実的な描写で見事に描き出している作品です。
原作の人気も、この女性同士の友情をテーマにした深い深い感情の揺らめきが女性陣の共感を得ているからに他ならないでしょうね。
また、この映画の主人公を演じる中島美嘉 が歌う主題歌"一色(ひといろ)"も注目の楽曲ですexclamation×2
この映画のラストシーンに用意されているライブ映像は、揺れる思いに翻弄されながらも友情を手放さずにこらえ続け、夢に向かって一心不乱に生き続ける、そんな女性のパワフルな生き様を感じさせるシーンですねひらめき
この映画を見た女性は、きっと何か不思議なパワーを得たような感覚になるとおもいますよ。

こちらのCDは、映画NANAシリーズの楽曲を収録したアルバムの完全生産限定品ですexclamation×2
発売前から大人気のCDですので、今のうちに予約を入れておくことをお勧めしますよわーい(嬉しい顔)るんるん
売り切れ必死、渾身の一枚ですぴかぴか(新しい)

完全生産限定版
THE END/NANA starring MIKA NAKASHIMA
中島美嘉



「GLAMOROUS SKY」、「一色」はもちろんSID VICIOUS 「MY WAY」のカヴァーも収録されていて最初で最後の一枚です。
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2006年12月08日

スキャナー・ダークリー

本日ご紹介する映画は、いよいよ明日12/9(土)よりロードショーが開始される、超人気SF作家フィリップ・K・ディック原作の"スキャナー・ダークリー"です。この映画のは、近未来のアメリカで展開されており、作家自らのドラッグ実体験に基づいたリアルなドラッグ・カルチャーとサスペンス的展開が面白く絡み合った作品となっています。
そのストーリーは、キアヌ・リーブス演じる覆面麻薬捜査官ボブ・アークターが、姿や声まで変えることのできるスクランブル・スーツに身を隠し、コードネーム“フレッド”として任務を遂行していた。そんなアークターの存在は、同僚はもちろん上司もその正体を知らないダークサイドな捜査官となっていた。そんなおり、フレッドの上司ハンクは、アークターの素性を怪しんでフレッドに“アークターを監視しろ”と命じる。ジャンキーのアークターを捜査官フレッドが監視する、つまり自分自身を監視せよとの命令が下されたのだ。そんな二重生活疲れから、フレッドは極度の精神的疲労にみまわれ、捜査のために服用していた“物質D”を大量に摂取しはじめ、本当のドラッグ中毒になってしまう。そして、最終的にはフレッドとアークターの人格が分裂をはじめ自分が誰なのか分からなくなっていく...。
このリアルな近未来ストーリーは、実写とアニメーションを融合した“ロトスコープ”という手法によって表現されており、見ている人も現実と非現実の世界を同時に味わうことができるといった面白い作品に仕上がっています。
現実と幻想の不思議な融合、映画好きにはたまらない作品となっていますねexclamation×2
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2006年12月06日

硫黄島からの手紙

硫黄島2部作の第2弾として注目を集めているこの"硫黄島からの手紙"
前作は、米兵の視点から硫黄島の激戦を捉え、英雄に祭り上げれてしまった兵士達の悲哀さや虚しさを存分に描いていましたが、今回は日本兵の立場から見た硫黄島での激戦そして兵士達の心情が描かれています。
今回の作品のキーワードは"手紙"、兵士達が恋人や家族に綴った手紙の中に彼らの心情みてこの戦いの真実を知って行きます。
この映画のメインとなっている栗林中将(渡辺謙)が発する言葉には、戦時中の日本人のメンタリティーがつぶさに表れています。
特に聞く度に衝撃を受けるのは、「生きて帰れると思うな」「退却して生き延びるより、誇りある軍人として潔く自決すべし」「最後まで生き残って祖国や愛する者たちのために1日でも長く島を守れ」といった祖国日本への忠誠心、そして愛する者への愛情を一寸の曇りも無く感じることができます。
このメンタリティーは現代の日本人にとっては全く理解しがたいものですが、何かのために必死に命をかけて取り組めるその心の強さには感心と尊敬の念を抱きます。
戦争という過ちを人類が繰り返しおかしている現在、こういった映画を見て"戦争の持つ真の姿"を知る必要があるのかもしれませんね。
クリント・イーストウッド監督は、今回異色のシリーズとして敵対する国どうしの両側面から作品を製作しましたが、この相対する両者の心情を知った時に戦争の本当の虚しさに気づくことができるのでしょう夜
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2006年12月01日

イカとクジラ

本日は、私が今最も注目している映画好きにオススメの映画をご紹介しましょうどんっ(衝撃)
この映画は、"イカとクジラ"というタイトルで、1980年代のブルックリンを舞台とし、多くの欠点を抱えた親子4人の悲喜を描いた家族劇です。
この"イカとクジラ"というタイトルは、別にそのまま海洋生物の物語をあらわしているのではなく、ある夫婦の仲を巨大なイカとクジラが激突する場面に重ね合わせてみた例えだと思います。
イカとクジラの激突シーンって、激しいけれどなぜか静かで頭脳的な戦いですから、人間の夫婦の問題とあわせて考えてみるとなんだか妙になっとくできます。
さて、この物語のストーリーは、インテリ作家バーナードと妻ジョーンが離婚を決意し、その両方の住居を往復することとなった2人兄弟。
そんな生活をしているうちに、今まで見えていなかった家族の問題があからさまに露呈され始めます。
そんなストーリーを知的に、そしてリズミカルに運んいくこの作品は、考えさせられる人間ドラマといったところでしょうかexclamation×2
当たり前のストーリーなのに考えさせられてしまう映画、なんかとってもきになりますねわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)
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2006年11月24日

暗いところで待ち合わせ

本日ご紹介の映画は、故今村昌平監督の長男、天願大介監督の映画"暗いところで待ち合わせ"です。
明日、11/25(金)からロードショー開始となりますが、この映画は私的に期待している映画なんです。
もともと田中麗奈さんに関しては、"なっちゃん"時代からズーッとファンなのですが、最近の彼女の演技力に磨きがかかってきたと思いませんか?
たぶん私が思うに、"目力"が増してきたように思うんですね。
彼女の発する声と表情に、なぜか引かれるものがあるんですよねーぴかぴか(新しい)

さて、この映画のストーリーですが、ちょっと変わったストーリーで、盲目の少女と殺人容疑者の青年が不思議な共同生活を行うという斬新な設定になっています。
田中麗奈演ずる視力を失い、最愛の父と暮らす「ミチル」と殺人事件の容疑者として警察に追われるアキヒロとの奇妙な共同生活。
ミチルは静かで一定の流れの生活を保持しようとする日常生活を送り、アキヒロはそんなミチルの家に逃走途中にそっと忍び込んで無言の生活をともに送るようになる。
目の見えないミチルだが、不思議な気配を感じながらも二人は自然と無言の生活に溶け込んでいきます。
そんな二人の自然な関係は、きっと見ている人の心をひきつけ、心を和ませてくれることでしょうぴかぴか(新しい)

サスペンス的な要素を含んだ映画ということですが、映画の重心はこの二人の歩み寄りと生活にあるのでしょうね。
きっと心和む映画になっていると思いますので、今週末は恋人と、友達と、または家族で不思議な不思議な物語を見に行ってはいかがでしょうかexclamation&question
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2006年11月17日

椿山課長の七日間

浅田次郎原作のストーリーを、河野圭太監督が西田敏行、伊東美咲、成宮寛貴、和久井映見といった豪華キャスト陣によって映画化したこの作品。
ストーリーは、西川敏行が演じる"真面目一筋の椿山課長"がある日突然、脳溢血で死んでしまい、現世に未練を残した椿山課長が3日間だけ現世に戻ることを許され、性別、姿、形ともに全くの別人である"椿(伊藤美咲)"として期間限定で生き返る。
そして、全くの別人となった椿山課長は生前には予想だにしなかった家族や周辺の人々の裏側を知り、唖然となってしまいます…たらーっ(汗)
その様相がコメディータッチに描かれており、それを演じる西田敏行の燻し銀の演技が面白おかしく、さらには哀愁を漂わせながらストーリーが展開していきます。
西田敏行の主演作で最も有名なものは、皆さんご存知「釣りバカ日誌」ですよねひらめき
私もこのシリーズは大好きで、いつも見ています…笑えますよねーわーい(嬉しい顔)
西川敏行さんの演技が魅力的なのは、私が見てきた限りではあの声と表情にあると思います。
笑っている時も、困っているときも、悲しいときも、基本的にあまり声の調子乱れず、顔の表情でその感情が伝わってきます。
映画というスクリーンを通して見る画像の世界には、彼の安定感がありよく通る声と、表現力豊かな彼の表情がベストマッチして、ストーリーに緩急がつくことで見ごたえのある作品へとなっていくのでしょうねexclamation×2
今回の作品も、彼の魅力が存分に発揮されていることを期待しています。
さらに、伊藤美咲の姿と西田敏行の声のマッチングにも注目すべきでしょうexclamation
何しろ、今回の作品は西田敏行は主役でありながら、その姿は無いわけですからわーい(嬉しい顔)るんるん
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2006年11月16日

トゥモロー・ワールド

この"トゥモロー・ワールド"は、アルフォンソ・キュアロン監督が120億円の巨額な制作費を用いて描いた近未来のサスペンス映画です。
この映画のストーリーは、人類が子供を生み育む機能を失った2027年の世界の話で、政府の厳しい監視下に置かれた街でクライヴ・オーウェン演じる主人公のセオが、20年ぶりに妊娠をした少女を人類の未来へと漕ぎ出す"ノアの箱舟"へと乗せ旅立たせるのが任務となる。この最後の妊婦をめぐってストーリーが展開されて行くわけですが、ちょっとこの話のストーリーには無理があるのかな…とも感じますわーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)
しかし、監督はあの「ハリーポッター-アスカバンの囚人-」のアルフォンソ・キュアロン監督ですexclamation×2
ただでは終わる分けないですよね。
このストーリーをどのように構成し、展開させていくのかが私はとても楽しみですわーい(嬉しい顔)るんるん
人類の未来を描いた作品は、これまでも数えられないくらい多くありましたが、最近の近未来モノはちょっと暗いイメージのものが多いような気がします。
映画全体が現代そして未来になんらかの不安を感じ、人類が重ねてきた昔を尊び警鐘をならしているということなのでしょうか…?
いずれにしても現代の社会を背景とした映画であることは間違えないでしょうねひらめき
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2006年11月14日

プラダを着た悪魔

本日おすすめの映画は、"プラダを着た悪魔"です。
この映画は、仕事をしている女性にとってはとっても見ごたえのある映画になっていますよねexclamation
仕事に恋に悩める女性、そんな良くありがちで実は結構重大な問題をまじめに楽しく描いたのがこの映画です。
デビッド・フランケル監督、キャスト陣はメリル・ストリープ アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント。
そして衣装は、あのパトリシア・フィールドが担当していますexclamation×2
ヴォーグ誌で女性編集長のアシスタントをしていた女性が、実体験をもとに書いたベストセラー小説を映画化したこの作品は、ジャーナリスト志望でニューヨークに出た"ファッションセンス・ゼロ"のアンディが、ヒョンなことから超人気女性ファッション誌の「RANWAY」の編集長に大抜擢され、"プラダを着た悪魔"と呼ばれるカリスマ編集長ミランダのもとで働くこととなります。アンディーのやる気は超一流、でもミランダにはそれだけでは通用しませんあせあせ(飛び散る汗)
失敗を重ねるアンディーにミランダから出る言葉は罵声ばかり…たらーっ(汗)
しかし、アンディーは孤軍奮闘して「自分もブランドの似合う優秀な女性になり、ミランダを見返したいexclamation×2」とアンディーの大変身が始まりますexclamation×2
そんな彼女の奮闘記を綴ったこの映画は、現代の女性にピッタリの映画といえるでしょう。
仕事の悩みを抱えている女性はきっと多くいるのでしょうね。
昔よりは大分良くなってといえど、実社会で女性が一流に仕事をこなしていくことは極めて困難ことです。
世の中で一生懸命に働いている女性に、きっと勇気とやる気を与えてくれる映画ですので、ちょっと一息いれる感じでご覧になってみてはいかがでしょうかわーい(嬉しい顔)グッド(上向き矢印)るんるん
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2006年11月11日

TANNKA 短歌

本日公演開始のこの"TANNKA 短歌"は、歌人・俵万智の初長編小説「トリアングル」を作詞家・阿木燿子の監督で作製された女性向け官能ラブストーリー。
主演には黒谷友香が起用されており、彼女の大人の魅力が大胆シーンで惜しむことなく表現されています。彼女の演じる薫里は、仕事に恋にと満ち足りた生活のはずが、"出会い"というキーワードをキッカケに変化していき、2人の男性の間で揺れ動いていく妖艶な女性となっています。
本編はまさに濡れ場の連続であり、官能美を全面的に出した作品となっています。
しかし、本作品は濡れ場が多いにも関わらず、決してずさんな仕上がりとはなっておらず、女性の性に対する意識や考え方、女性の人生そのものの価値観を問いかけてくるような内容となっています。
女性が中心的な役割を担うようになってきた現在、その女性の生き方も人によって様々となっています。この映画の主人公は、"仕事と恋愛"この二つのキーワードを満たすことで女性は充実感と幸福を感じ満足していました。しかし、彼女はその人生が果たして自分の本当に求めるものなのかと苦悩していきます。
現代社会に生きる女性にとって、妙にリアルで現実的な問題提起をしているこの作品は、人生の選択肢を強く感じることのできる映画だと思いますexclamation×2
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2006年11月08日

手紙

皆さん、先日もご紹介しましたこちらの"手紙"ご覧になりましたか?
主役の山田孝之そして玉山鉄二が、本当に見事な役どころをこなしていますねぴかぴか(新しい)
この映画では、"加害者の家族"に焦点を当ててその苦しみと辛さといった、加害者の家族に立ちはだかる壁、つまり"世間の目"を見ていて辛く感じますが見事に描いていますね。
今回の兄・剛志(玉山鉄二)は、弟のためを思い泥棒に入り偶発的に人を殺めてしまう。そんな動機を知りながらも、世間の冷たい仕打ちにさらされ苦悩の渦に巻かれた弟・直貴(山田孝之)。
シチュエーション的には本当に目も当てられない状況ですよね…。
私が思ったのは、「もし自分の周りに同じ境遇の人間がいたらどう接するのであろうか?」ということです。
やはり同情で接してしまうのでしょうか?
執拗な世間の目を気にしないで接してあげることが出来るでしょうか?
考えただけでも複雑で難しい問題ですね…。
ましてや、もし自分が同じ状況に立たされたら…。
そんなことを考えながら見ていると、この映画の伝えたことが分かってくるような気がします。
私が感じたのは、どんな状況であったとしても、世間から逃げることは出来ない。そして厳しい現実は終わることなく何処までもついてくる。
でも、そんな中でさえも"信頼関係"を少しづつ築いていく事で道は開かれる。
直貴と由美子に信頼関係があるように、どんな状況でも信頼を得ることはできるのですねexclamation×2
犯罪を犯してしまった兄・剛志も、きっと直貴の信頼があればこそ立ち直ることが出来るのでしょう。
「信頼」という言葉の重みを感じ、大切にしなきゃねと思いましたねぴかぴか(新しい)
posted by tom at 12:09| Comment(1) | TrackBack(3) | おすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

ユア マイ サンシャイン

本日ご紹介する韓国映画(韓流)“ユア マイ サンシャイン”ですが、この映画は真直ぐで純粋に人を愛することを表現した作品ですねexclamation×2
韓流映画といえば、もちろん純粋で綺麗な恋の物語と残酷で心に重くのしかかって来るようなミステリーが代表的ですが、この映画はその両方の要素を併せ持っている作品といってよいでしょうねexclamation×2
なぜかと言うと、この映画は半分以上実話らしいんですよー(長音記号1)exclamation×2
しかも、この映画の内容はかなり重く濃いものなんですexclamation&question
そんな恋愛が実際にあったとはまさに驚きですねどんっ(衝撃)
そのストーリーは、子供の頃に売春宿に売られたウナ、やがてそこから抜け出し自由の身を手に入れ、夫とともに新しい生活をスタートさせるが、その夫から暴力を受けるようになる。そして、そこから逃げ出すが彼女はHIVに感染していることを知る。そんな不幸のどん底に叩き落された彼女の元に、農村の青年ソクチュンが希望の光となって現われる。彼は彼女を本当に愛し、「死ぬまで離さない」といった誓約書の一文を書いたりと、恋愛と決意を随所に表現しています。
この映画は感情のままに涙を流せる、そんな映画に仕上がっているようですねexclamation×2
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2006年10月30日

7月24日通りのクリスマス

原作の吉田修一の小説「7月24日通り」を村上正典監督、金子ありさ脚本で作製された映画“7月24日通りのクリスマス”
これから冬を迎えるにあたってこの映画を楽しみにしている方多いんじゃないでしょうかわーい(嬉しい顔)るんるん
主演にサユリ役の中谷美紀を据えてのこの映画、中谷美紀、村上監督、金子ありさといえば『電車男』思い出しますよねー(長音記号1)exclamation×2
電車男も一世をふうびした名作でしたが、こちらの作品はどうせしょうかるんるん
ついつい期待を寄せてしまいますわーい(嬉しい顔)
この映画のストーリーは、控えめだけど妄想癖のある地味で冴えない主役サユリ(中谷美紀)が、彼女が愛読している少女マンガ「アモーレ・アモーレ」の舞台であるリスボンと長崎をオーバーラップして漫画と自分の理想を重ね合わせている、いわゆる夢見る少女の恋愛を描いた物語です。
現実と妄想が入り混じった、ファンタジー的な映像表現も多彩に取り入れられており、見ている側にとっては一種のラブコメディー的な印象が強い映画になっていると思いますぴかぴか(新しい)
中谷美紀にはもってこいの役柄ではないでしょうかねひらめき
そのほかのキャストもサユリの王子様的存在に聡史役大沢たかお、サユリに思いを寄せる書店の店員役に佐藤隆太と、表現力抜群のキャスティングがなされており、終始飽きのこないストーリー展開になっていると思います。
コメディータッチで描かれた映画の最後には、切なくも温かい気持ちが盛り込まれているものが多いですよねグッド(上向き矢印)
そんな人間らしい切なさと温もりを期待して、この映画をお勧めしますexclamation×2
posted by tom at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

天使の卵

本日は、直木賞作家の村山由佳のラブ・ストーリーを映画化した作品、“天使の卵”をご紹介しますexclamation×2
こちらの作品は、恋愛の光と影をうまく描き出したラブストーリーで、特に注目すべきは今回のキャスティングではないでしょうかexclamation×2
主人公の“歩太”を演じる市原隼人は、これまで出演のドラマ「ウォーターボーイズ2」や「あいくるしい」、映画「チェケラッチョ」でもそうですが、“ちょっとぎこちないけど真直ぐな青年役”を演じるとバッチリはまり、不器用だけど一生懸命なひたむきさを表現するのが上手ですねー(長音記号1)exclamation
また、“春妃”小西真奈美はとっても可愛らしい笑顔の裏側に何か妖艶な暗闇を持った役がバッチリはまった女優さんですねわーい(嬉しい顔)
そんな特徴的な演技をこなすキャスト陣が、惜しみなくその持ち味を発揮しているのがこの“天使の卵”ですひらめき
ストーリーは、8歳年上の春妃に恋心を抱いてしまった歩太。実はその春妃は、精神病院に入院した父親の主治医っであり、自分の恋人夏姫(沢尻エリカ)の姉であることを知る。しかし、抑えきれない恋愛感情に真直ぐに呼応するように二人は互いに引かれ合っていく。しかし、そんな二人の恋愛はある事件をきっかけに引き裂かれそして…。「愛と喪失」をリアルに描き出したこの作品は、秋の人と恋しい気持ちに直に語りかけてくる純愛作品です。
純愛の理想と現実を、嘘っぽくなく仕上げたこの作品はお勧めですexclamation×2
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2006年10月26日

トンマッコルへようこそ

韓国で800万人を動員した2005年度のNo.1ヒット作品“トンマッコルへようこそ”、いよいよ10/28(土)よりロードショーが開始されますexclamation×2
私自身楽しみでしょうがありませんわーい(嬉しい顔)るんるん
なぜかと言うとこの映画、“暖かい気持ちで泣ける”らしいんですよ揺れるハート
韓国映画も、これまで恋愛をテーマにした作品を中心にたくさん放映されてきましたが、今回のこの“トンマッコルへようこそ”は全く違った視点から人間の愛を描き出した作品なのです。
この映画のストーリーは、朝鮮戦争の最中、韓国軍と人民軍と連合軍の3組の兵士たちがトンマッコルに偶然迷い込み、戦争も何も知らないピュアで善良な住民たちと遭遇・接触していく中で、敵対し憎しみあうことのむなしさに気づき心が解放されていく様を描き出していく作品です。特に強調されているのは「大切な人の為に自らを捨て去る愛の深さ」で、ありがちな恋愛映画とは一味も二味も違った愛の形、深さを表現しているそうですわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)
気になりますよねexclamation楽しみですよねexclamation×2
とにかく涙なくして見れない映画、今現在も緊迫している世界情勢の中にある私達にとって、大切なエッセンスを与えてくれる作品ですよきっとわーい(嬉しい顔)グッド(上向き矢印)るんるん
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2006年10月25日

父親たちの星条旗

本日ご紹介するのは、クリント・イーストウッド渾身の戦争映画“父親たちの星条旗”ですひらめき
この映画は、戦争を知らない私達世代は一度見ておく価値があると思いますね。
それは、硫黄島での戦いは、アメリカと日本の戦争の歴史の中でも激戦中の激戦であり、数々の悲劇が生まれてしまった場所っであるからですもうやだ〜(悲しい顔)
特に、今回の映画の事前情報を色々と見てきた中で、私が一番感じたことは、アメリカ映画にありがちな“アメリカのヒーロー的存在”を感じさせない作品ということです。この映画は、硫黄島での激戦を本当に生々しく描いた作品で、見た目の痛みもそうですが、人間としての心の痛みを伝える内容になっているということが分かります。特に、今回の作品は、アメリカからの視点と日本からの視点といった、当該国2国それぞれの視点からみた硫黄島の戦いを2部作で描くという試みもなされています。みていて辛く痛々しい感覚を覚えるとは思いますが、戦争の無意味さと悲しさを我々戦争を知らない世代に伝える重要な映画だと思います。きっと戦いの末に残るものは、痛みと虚しさなのでしょうね…。
今回の2部作には、数々の名優達が出演しています。
彼らの名演技にも期待していますよexclamation×2

<2部作 上映スケジュール>
第1部 父親たちの星条旗 … 10/28(土)より公開
第2部 硫黄島からの手紙 … 12/9(土)より公開
posted by tom at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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